2014年7月16日水曜日

私が嫌いな私に一歩進む、

新入社員の頃。


新人のことに見向きもしないで、上司に媚びへつらう先輩が大嫌いだった。
「新人さんの指導よくやっていますね、お疲れ様」とか言われて、
実際には何もやってくれてないくせに、ニヤニヤしてる先輩に「死ね」って思ってた。
対して面白くもない上司の冗談にニコニコ笑ってへりくだってる先輩を「キモイ」って思ってた。

その日の機嫌によって言動がアメーバみたいに変わる人のことが大嫌いだった。
こっちも仕事でやってんだから、ガキじゃねえんだから大人になれよ、とか、思ってた。

私は絶対にこんな風にならない。
もっと他人のことを考えて行動できる大人になる。

ずっとそう決心してた。

それなのに、今の私はどうだ?
気が付けばテキトーに生きてる。
気が付けば聞きたくもない上司の愚痴を聞いてニコニコ媚を売ってる。
気が付けば後輩の面倒を「メンドクセー」って思ってちゃんと見ていない。
気が付けば自分のイライラを思いきり表に出してる。

つらい。

自分が嫌いな自分に進みつつ有るこの状況がつらくてつらくてたまらない。


こんな自分になるくらいなら死ねば良かったな。

 

2 件のコメント:

  1. すごく、心底共感した…
    私も1年目の頃、まったく同じように思ってた。
    そして3年目の今、色んなことに慣れて、人として卑怯に堕落していく自分が辛い。

    でも働かなくちゃいけないもんね…
    死にたいったって実際には死ねないんだから生きていかなくちゃね…

    私の大好きなありさんも、学生の頃から変わらないまっすぐなありさんも、確かに存在してるから。
    会社でいやな自分になってしまったとしても、それが自分の命全部だと思わないでほしいな。

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  2. 返信遅れちゃってごめん;△;
    コメントくれてうれしい!ありがとう;▽;

    わー、よっちゃんもそういう風に感じてたんだねえ…
    うう、皆そうなのかなあ。そうだといいなあ。救われる。
    人間は日々流動的に変わっちゃうんだねえ。
    いい意味でも悪い意味でも。

    変わらない部分もあるのかな。そうだといいな、ありがとう。

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