所属ゼミの話をします。私が所属しているゼミはふたつあるのですが、そのうちのひとつは、メディア関係の研究をしているところです。私はそのゼミに、大学2年の終わりに入りました。途中参加だったにも関わらず、副代表を任され、本当に良い経験ばかりさせてもらいました。男だらけのむさ苦しい環境だけど、同期のことがすごく好きで。どうやって接すれば良いのか悩んだことも沢山あったけど、先輩や後輩のことが大好きで。ゼミの活動自体は、大変で、殆ど眠れない日々が続くことがあったけど、それでもやっぱり楽しくて。だからこそ、なのでしょうか。一昨日、ゼミのメーリングリストを久しぶりに見返した時、あまりの懐かしさと、切なさと、離れたくない気持ちで、大泣きしてしまったんです。怒りっぽい私は、同期に対して怒ってばかりいたな、とか。愚痴をこぼしたこともあったな、とか。ああ、この時は本当に、ゼミを良くしていくために必死だったな、とか。色々な感情がぐるんぐるん廻って、止まらなくなってしまいました。
人と関わるのが苦手なわたし。面倒臭がりで、投げやりで、自分勝手なわたし。誰かと一緒に居るよりも、ひとりで居るほうが好きなわたし。…そんなわたしは、あのゼミの中には殆ど居なかった。
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昨日(10月17日)は、そんなゼミの同期たちとの集まりでした。同期会をやるのは実は僅か2回目。1回目は、しゅうかつ中ということもあり、ちょっぴりはしゃげなかった部分もあったんだけれど。今回は、皆の状況や心境が大体落ち着いてきたということもあり、馬鹿みたいに騒ぎました。本当、馬鹿みたいなんです。だって、大遅刻してくる奴はいるし、皆わがままで言いたい放題だから行き先すら決まらないし、行き先決まってからも騒いでばっかりでなかなか本題に進めないし。もう本当に馬鹿の集まりです。「どうしようもない」っていう言葉が、ぴったりなほどに。それでもなぜでしょうか。馬鹿みたい、だからこそ、楽しくて仕方ないんです。傍から見れば頭の足りない大学生の集団で、動物園の猿山みたいに(失礼!)見えるかもしれないけど、それでも、楽しくて楽しくてどうしようもないんです。理由なんてどこにもない。ロジカル・シンキングを重要視するゼミの学生らしからぬ発言ですが、人間の心境や行動には、理由付けできないことがあるのです。
恋愛について。将来について。大学について。過去について。話しても話しても話し足りない。時間があってもあっても足りない。そんなふうになれる仲間が出来たこと。私はとてもうれしいんです。
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そして私自身も。ちょっとずつ、自分を変えていこうと、決意したのでした。無理のない程度に、頑張るから。怖がりで臆病で面倒臭がりだけど、それでも、答えがほしいと思っているから。こんな気持ちになったのは、初めてだから。
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